頭痛と天気の関係
曇ってくると体調が悪くなってくるいませんか?
「台風が来ると喘息がでる」「頭が痛くなってきたから、明日は雨が降るかも…」
急に頭が締め付けられたり、頭がボーっとしたり、めまいがしたり・・・。
あなたが頭痛を感じた時に、天候はどうでしたか?
もし、雨が降りそうな天気や雨の日に頭が痛くなっているのなら、
あなたの頭痛のタイプは「気候(気温や気圧)の変化」が原因の「頭痛」かもしれません!
このように天気によって体調が変わるため、天気の変化に敏感になっている人はいませんか?
体調が天気によって変化するなんて想像つかないな・・・という人もいるかもしれませんが、お天気と頭痛の関係性についてお話しします。
意外と天気と自分の体調の関係が分かるかもしれませんよ。
じつはみんなお天気の影響を受けています!
日光のまぶしさや車や周囲の物音、臭いなどの様々な刺激でズキンズキンと痛みが増す片頭痛。
片頭痛の原因はまだ詳しく解明されていません。ということは一般的には頭痛をどのように治していくかははっきりわかっていないということです。
片頭痛頭の血管の拡張による頭痛です。
頭の片側、または両側がズキンズキン脈打つような強い痛みが出てきます。
前兆現象として視界がチカチカしたり、ものが見えにくくなる「閃輝暗点(せんきあんてん)」が出る場合もあります。
閃輝暗点って何?
視野の中にチカチカ光る小さな点があらわれ、それが次第に大きくなっていきます。場合によっては視野の片側がまったく見えなくなったり、中心部がぼやけて見えにくくなったりします。光はギザギザしたガラス、オーロラや万華鏡の模様のような場合もあります。
片頭痛持ちの人の約三割は、雨になると頭痛がでてくるそうです。
時々痛むという人を含めると、実に90%以上の人がお天気の影響を受けています。
(出典:体調管理は天気予報で!! 著:村山貢司 東京堂出版)
片頭痛のきっかけとなる要因を調べた調査では、ストレスが34%。次いで、まぶしさ29%、食事28%、睡眠リズムの乱れ26%、臭い26%。
そして、天候24%となっています。
お天気の変化を頭痛と結びつけて考えていない人も多いでしょうから、実際の人数はもう少し多いかもしれません。
お天気の変化が片頭痛の引き金になっているわけです。
天気が悪くなると頭が痛くなる理由
片頭痛が起こる理由はまだはっきりと解明されていませんが、頭蓋骨内の血管が広がると炎症が生じ、それが痛みとして感じるようです。
天気が晴れから曇って悪天候になると気圧が下がり、脳の血管をおさえていた圧力が下がり、血管が広がりやすくなります。
脳の血管が広がることで、周囲の神経を刺激されて頭痛を引き起こすのではないかと考えられています。
また、気圧が下がることで、古傷が痛くなったり体の調子が悪くなるといった話を聞いたことありませんか?
気圧の変化が自律神経のバランスが乱れ、体調の悪化を招くとも考えられています。
片頭痛を起こす要因は実際には複雑にあり一つに絞れません。
その要因の1つにお天気の変化もあります。
頭痛をきっかけである要因を1つでも減らせば、頭痛を起こすリスク自体は下げることが可能です。
頭痛のまとめ
雨の日に頭痛がするというのはけっして気のせいではありません。
頭痛持ちの人は天候の変化で体に何らかの影響を受けています。
お天気など自分ではコントロールできないことに痛みを左右されるのは本当に辛いです。
あなたが長い間、頭痛に悩んでいるのなら、整体などで身体全身の歪みを治すというのもひとつの手です。
自己判断で対処せず、早めに専門家に相談するようにしましょう。
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