耳鳴りを受け入れよう！

 

 

ここまでいろいろな

耳鳴りの原因、

対策法について

お話してきましたが、

いかがでしょうか？

 

何かあなたの

お役に立てた事が

ありましたでしょうか？

 

読んでいただいて、

あきらめていた耳鳴りが

治るんじゃないか、と

希望が見えてきた方、

少しでも良くなった方が

いらしたら

とても嬉しいなと思います。

 

「私の状態とぴったりあてはまっている」

「読んだら少し気分が楽になった」

 

このようにまだよい方へ

向かっていないという思いを

お持ちの方も多くいらっしゃるかと思います。

 

長く苦しんできた耳鳴りが

私の言葉だけで改善の方向に

向かうとは限らない、ということは

私も十分承知しています。

 

人間の体は、１つの部品で

できているわけではありません。

手・足・骨・筋肉など

各パーツが巧みに

連動して動いています。

 

そのため、１つの機能が低下すると

他の部分に影響が出てくるのは

必然です。

 

さらに、体と心も連動していますから、

ストレスによる筋肉のこわばり、

血流不良、さらには自律神経の乱れまで

体の全てに異変が現れてしまいます。

 

それはあたりまえのことなのです。

 

耳鳴りがうるさい、

体が疲れやすい、

あちこちが痛い、など

人は不快な症状から

逃げてしまいがちです。

 

でも、まずはじっくり

その痛み、つらさを味わってみませんか？

どこが、どのようにつらいのか

しっかり感じてみませんか？

 

指で体のあちこちを

押してみることもお勧めします。

 

こんなところが痛かったんだ、

ここを押すと楽になる、など

新たな発見もあることでしょう。

 

同時に、痛くない部分、つらくない部分も

感じてみてください。

 

すると、意外と耳鳴りが

落ち着くことがあります。

 

こんな些細なことですが、

自律神経の乱れが少し

和らぐからなんです。

 

痛みと痛いとだけ感じていると、

自律神経をさらに興奮させ、

乱れをひどくしてしまいます。

 

悲観的にとらえていると

以前にもお伝えした

「学習性無気力」で

無意識のうちに治らない体に

なってしまう可能性が高まります。

 

痛みや耳鳴りを何とかしよう！と

考えるのではなく、

まずはじっくり受け入れたり

観察したりしてみてください。

 

「今日も耳鳴りがなっているな」

「今日も耳鳴り、頑張っているな」など。

 

耳鳴りが今日もするということは、

毎日、体がよく頑張っている証拠だと

受け入れてみてください。

 

急に言われても

受け入れにくいと思いますので、

ぜひ、当院で直接

お話しいたしましょう。

 

もっとあなたに

私の思いが伝えられると思いますよ。